「アフィリエイトブログを始めてみたい。でも、何から手をつければいいのかわからない」
ブログを始めようと思って調べてみると、レンタルサーバー、WordPress、ASP、SEO、キーワード選定……知らない言葉が次々に出てきます。
最初にお伝えしておくと、このブログ自体はまだ立ち上げたばかりです。
そのため、「始めたばかりのブログで、いきなりアフィリエイトのやり方を語るの?」と思う方もいるかもしれません。
ただ、私はこれまでこのブログ以外にも複数のブログやnoteなどを運営してきました。そちらでは少しずつ読者も増え、実際に収益化も始まっています。
もちろん、「この方法なら誰でも稼げる」と言うつもりはありません。ブログのジャンルや経験、使える時間、扱う商品によって結果は大きく変わります。
私自身もまだ試行錯誤の途中です。
この記事では、これまで複数の媒体を運営する中で実際に試してきたこと、うまくいったこと、逆に遠回りだったと感じることも踏まえながら、これからアフィリエイトブログを始めるならどんな順番で進めると分かりやすいのかを整理してみます。
ブログの収益化までの流れを整理すると、考え方そのものはそれほど複雑ではありません。
大切なのは、いきなり記事を書き始めないことです。
アフィリエイトブログで収益化を目指すなら、基本的な流れは、
商品を決める → キーワードを決める → タイトル・構成を作る → 記事を書く → 公開する → 数字を見て改善する
です。
「まず100記事書こう」と記事数だけを目標にするより、誰に何を届けて、その先にどんな商品・サービスがあるのかを先に考えた方が、ブログ全体の方向性を作りやすくなります。
今回は、これから初めてアフィリエイトブログを始める人向けに、収益化までにやることを10ステップに分けて紹介します。

誰のどんな悩みを解決するブログか決める

最初に決めたいのは、ブログ名でもデザインでもありません。
「誰の、どんな悩みを解決するブログなのか」です。
たとえば、
- 初めて家庭菜園をする人
- 子育て中で時短家電を探している人
- 転職を考えている会社員
- 一人暮らしを始める人
- AIを仕事や副業に使ってみたい人
など、できるだけ読者の状況を具体的に考えます。
さらに一歩進んで、
「その人は今、何に困っているのか?」
まで考えてみます。
たとえば「家庭菜園」という大きなテーマだけではなく、
「ベランダで野菜を育てたいけれど、何を買えばいいかわからない」
というところまで具体化できると、必要な記事や紹介できる商品も見えやすくなります。
ブログは「自分が何を書きたいか」だけではなく、読者が何を知りたいのかから逆算して設計することが大切です。
自分の好きなテーマや得意分野を選ぶこと自体は悪くありません。むしろ長く続けるうえでは大切です。
ただし、収益化まで考えるなら、
自分が書けること × 読者が知りたいこと × 紹介できる商品
この3つが重なる場所を探していく必要があります。
記事を書く前にアフィリエイト案件を探す

ここはかなり重要です。
アフィリエイトブログを始めると、
「とりあえず記事をたくさん書こう」
と考えたくなります。
私も、書けそうなテーマを見つけると先に記事を書きたくなります。
ただ、収益化を目的にするなら、その前に一度、
「このブログでは何を紹介できるのか」
を確認しておいた方がいいと思います。
ASPなどを使って、自分が扱おうとしているジャンルの商品やサービスを調べます。
ASPとは、商品やサービスを紹介したい企業と、ブログなどで広告を掲載したい人をつなぐサービスです。
案件を探すときは、報酬額だけを見るのではなく、
- 読者の悩みに合っているか
- 自分が説明できる商品・サービスか
- 信頼して紹介できるか
- どんな条件で成果になるのか
- 継続して紹介できそうか
- 代わりになる商品があるか
なども確認します。
できれば主力候補を1つだけにせず、2〜3商品ほど比較しておくと安心です。
なぜなら、アフィリエイト案件はずっと同じ条件で存在するとは限らないからです。
広告が終了することもありますし、報酬条件が変更されることもあります。
「報酬が高いから紹介する」ではなく、
「この商品は、この記事を読む人の悩みを解決する選択肢になり得るか」
という視点で考えることが大切です。
そのジャンルに需要と参入余地があるか調べる

紹介できそうな商品が見つかったら、次は市場や競合を調べます。
難しい分析をする必要はありません。
まずは実際にGoogleなどで検索してみます。
そして、
- どんなサイトが検索上位にいるか
- どんな記事が多いか
- 個人ブログも検索結果に出ているか
- どんな悩みが検索されているか
- 比較記事や口コミ記事があるか
などを確認します。
競合サイトを見る目的は、文章や見出しを真似することではありません。
「このキーワードで検索する人は、どんな答えを求めているのか」
を理解するためです。
また、
「大企業のサイトばかりだから絶対無理」
「競合が少ないから絶対チャンス」
と単純に判断する必要もありません。
自分なら、
- 実際に使った経験
- 自分で撮影した写真
- 独自に調べた情報
- 比較
- 失敗談
- 実測データ
- 専門知識
など、どんな情報を追加できるのかも考えます。
同じ商品を紹介する記事でも、実際に使った人の失敗談があるだけで、読者にとっての価値は大きく変わります。
ブログを開設する

方向性がある程度見えてきたら、ブログを作ります。
WordPressで始める場合、大まかな流れは、
- ドメインを決める
- レンタルサーバーを契約する
- WordPressを設置する
- HTTPS(SSL)を設定する
- WordPressの基本設定をする
となります。
最近では、レンタルサーバー側にWordPressの簡単セットアップ機能が用意されていることも多いため、以前より始めやすくなっています。
一方で、ブログを作り始めると意外とハマりやすいのがデザインです。
「ロゴをもっとオシャレにしたい」
「トップページを作り込みたい」
「テーマカラーを変えたい」
「サイドバーをどうしよう」
……気になり始めると、いくらでも時間を使えます。
もちろん最低限の読みやすさは必要ですが、アフィリエイトブログで重要なのは装飾だけではありません。
最初は、
スマートフォンでも読みやすく、必要な記事へ迷わず移動できる状態
を目指せば十分だと思います。
また、記事URLの形を決めるパーマリンクなど、公開後に変更すると影響が大きい設定については、できるだけ最初に確認しておきましょう。
AITryLabを開設したときは、WordPressの簡単セットアップに失敗しましたが、契約を増やさず復旧できました。具体的な切り分けは、ConoHa WINGのWordPressかんたんセットアップに失敗|重複契約せず復旧した手順で紹介しています。
運営者情報やプライバシーポリシーを用意する

ブログを作ったら、記事だけでなくサイトとして必要なページも用意します。
代表的なのは、
- 運営者情報
- お問い合わせ
- プライバシーポリシー
- 広告・アフィリエイトに関する表示
- 免責事項
などです。
ここは地味ですが、かなり大切です。
特にアフィリエイトブログでは、読者に対して広告を利用していることが分かるようにしておく必要があります。
また、インターネット上にはプライバシーポリシーなどの雛形もありますが、そのままコピーすれば終わりというわけではありません。
自分のブログで実際に利用している広告サービスやアクセス解析などと内容が一致しているかを確認します。
法律や広告サービスのルールは変更されることもあるため、実際に公開するときには最新の公式情報を確認してください。広告であることが分かりにくい表示については、消費者庁のステルスマーケティングに関するQ&Aも確認できます。
商品から逆算してキーワードを考える

ここから本格的な記事作りです。
先ほど選んだ商品を、どんな人が必要とするのかを考えてみます。
すでに商品を知っていて購入を検討している人なら、
- 商品名+口コミ
- 商品名+評判
- 商品名+デメリット
- 商品名+料金
- 商品A+商品B+比較
などを検索する可能性があります。
一方で、まだ商品名を知らない人は、
「○○で困っている」
「○○する方法」
「○○ おすすめ」
など、自分の悩みから検索するかもしれません。
ここで重要なのは、検索キーワードそのものよりも、その言葉を検索した人が何を知りたいのかを考えることです。
たとえば、
「○○ 料金」
と検索する人は、かなり具体的に商品を検討している可能性があります。
一方で、
「○○する方法」
と検索する人は、まだ商品を買うこと自体を考えていないかもしれません。
同じテーマでも、読者の現在地によって必要な記事は変わります。
キーワードを見つけたら、
「この言葉を検索した人は、この記事を読んだあと何を判断したいんだろう?」
と一度考えてみると、記事の方向性がかなり明確になります。
「集客記事」と「収益記事」をつなげる

アフィリエイトブログの記事を、すべて同じ目的で作る必要はありません。
初心者なら、まず大きく3種類に分けて考えると分かりやすいです。
集客記事
読者の悩みや疑問からブログへ来てもらう記事です。
たとえば、
「ベランダ菜園 初心者」
「パソコン 作業効率 上げる方法」
など、まだ特定の商品を探していない人も対象になります。
収益記事
商品を比較したり、購入を検討したりしている人の判断を助ける記事です。
たとえば、
- 商品比較
- レビュー
- 口コミ
- 料金
- メリット・デメリット
- おすすめする人
- おすすめしない人
などです。
支援記事
商品を買ったあとの使い方や注意点、失敗を防ぐ方法などを解説します。
ここで大切なのは、記事をバラバラに作らないことです。
たとえば、
悩みを知る記事
↓
解決方法を知る記事
↓
商品を比較する記事
↓
自分に合う商品を判断する記事
というように、読者が自然に次の記事へ移動できるよう内部リンクを作っていきます。
1記事だけで完結させようとするのではなく、複数の記事で1つのテーマを深く扱っていくイメージです。
本文を書く前にタイトルと見出しを作る

キーワードが決まったら、いきなり本文を書き始めない方が効率的です。
まずタイトルと見出しを作ります。
記事を書く前に、
- 誰が読むのか
- 何に困っているのか
- 一番知りたい答えは何か
- 何を比較する必要があるか
- メリットは何か
- デメリットは何か
- どんな人に向いているか
- どんな人には向いていないか
- 最後に何を判断できればいいか
を整理します。
そして、それを読者が知りたい順番に並べます。
私が一つの目安として分かりやすいと思うのが、
「目次だけ読んでも記事のおおよその答えが分かるか」
です。
見出しが完成していれば、あとはそれぞれの見出しに必要な情報を書いていけばいいので、本文もかなり書きやすくなります。
逆に、構成を決めずに本文を書き始めると、話が横に広がったり、同じ内容を何度も書いてしまったりしがちです。
「売る」のではなく「判断できる記事」を書いて公開する

アフィリエイト記事というと、
「どうやって商品を買ってもらうか」
ばかり考えてしまいがちです。
でも、本当に重要なのは、
読者が「自分に必要な商品なのか」を判断できること
だと思っています。
そのため、
- メリット
- デメリット
- 向いている人
- 向いていない人
- 注意点
- 他の商品との違い
- 代わりになる方法
- 買わなくても解決できる方法
まで書きます。
場合によっては、
「この条件の人なら買わなくてもいい」
という結論になっても問題ありません。
読者に不利な情報を隠して無理に売るより、判断材料をきちんと提示した方が、そのブログそのものへの信頼にもつながるはずです。
また、商品について調べるときは、できる限り公式サイトなどの一次情報を確認します。
実際に使った商品なら、
「私が使って感じたこと」
と
「公式情報として確認できること」
を分けて書くことも大切です。
記事が公開できる品質になったら、完璧になるまで何週間も寝かせず公開します。
ただし、
- 誤った情報がないか
- リンク切れがないか
- アフィリエイトリンクの商品が正しいか
- スマートフォンで表示が崩れていないか
- 広告であることが分かるか
- 個人情報などが入っていないか
といった部分は、公開前に確認しておきましょう。
アクセス・クリック・成果を見て改善する

記事を公開したら終わりではありません。
むしろ、ここからがブログ運営のスタートです。
初心者のうちは、難しい数字を全部追いかけなくても、
検索結果に表示されたか
↓
記事を読んでもらえたか
↓
商品リンクをクリックしてもらえたか
↓
成果につながったか
という流れで考えると分かりやすいです。
たとえば、検索結果には表示されているのに記事がクリックされない場合。
タイトルが検索した人の求める内容と合っていない可能性があります。
記事は読まれているのに商品リンクがクリックされない場合。
商品を選ぶための比較や説明が不足しているのかもしれません。
商品リンクはクリックされているのに成果にならない場合。
紹介している商品と読者の悩みが合っていない可能性もあります。
大切なのは、
「収益が出ない=もっと記事を書かなければ」
とすぐに考えないことです。
どこで止まっているのかを考えます。
特に注目したいのが、反応が出た記事です。
たとえば10記事公開して、そのうち1記事だけ検索から読まれ始めたとします。
その場合、すぐに別ジャンルの記事を10本追加するより、
- 内容を充実させる
- タイトルを見直す
- 関連記事を作る
- 内部リンクを増やす
- 比較記事を追加する
など、そのテーマをさらに育てた方がよい場合があります。
すでに反応がある場所には、何かしら読者の需要がある可能性があるからです。
「100記事書けば稼げる」と考えない

ブログについて調べていると、
「まず100記事」
という言葉を目にすることがあります。
もちろん記事を書かなければブログは育ちません。
数をこなすことで文章を書くスピードが上がったり、検索されるテーマが分かってきたりすることもあります。
ただ、記事数だけを目標にしてしまうと、
「収益につながらない記事を100本書いた」
ということも起こり得ます。
重要なのは記事数そのものではなく、
仮説を立てる → 記事を公開する → 反応を見る → 改善する
というサイクルを回すことです。
ブログは、記事を公開した翌日から検索流入が一気に増えるようなものでもありません。
そのため、数週間成果が出なかっただけで、
「このブログは失敗だ」
と判断する必要もありません。
一方で、
「ブログは結果が出るまで時間がかかるから」
という理由だけで、何も分析せず記事を増やし続けるのも違うと思っています。
たとえば30日、90日と一定期間ごとに、
- 検索結果への表示は増えているか
- 読まれている記事はあるか
- 商品リンクはクリックされているか
- 成果につながった記事はあるか
- どのテーマに反応があるか
を確認してみます。
結果が出ていない場合も、
商品なのか
キーワードなのか
記事の内容なのか
読者を商品へ案内する導線なのか
原因を分けて考えます。
そうすると、次にやるべきことが少しずつ見えてきます。
AIを使うなら「記事を大量生産するため」だけに使わない

今はChatGPTなどを使えば、以前よりはるかに短時間で文章を作れるようになりました。
私自身も、ブログ運営にAIをかなり活用しています。
ただ、AIを使えば簡単にアフィリエイトブログで稼げる、ということではありません。
AIに、
「○○について3000文字の記事を書いて」
と頼めば、それらしい記事はすぐに完成します。
でも、それだけでは、
- 本当にその情報が正しいのか
- 読者は何を知りたいのか
- 商品を実際に使った人にしか分からないことは何か
- 他の記事と何が違うのか
- その商品を紹介する必要があるのか
といった部分までは埋まりません。
AIに任せやすいのは、
- 情報整理
- 構成案
- 比較項目の整理
- 下書き
- 誤字脱字チェック
などです。
逆に、
実体験、判断、事実確認、最終的な責任
までAIに丸投げしないことが大切です。
AIで記事を書く時間を短縮できたなら、その分を一次情報の確認や実際の体験、比較、記事の改善に使う。
私は、その方がAI時代のブログ運営には合っていると感じています。
まとめ|まず記事を書くのではなく、収益までの道筋を作ろう
今回紹介した10ステップを改めてまとめます。
- 誰のどんな悩みを解決するか決める
- アフィリエイト案件を調べる
- 市場と競合を調べる
- ブログを開設する
- 信頼に必要なページを用意する
- 商品からキーワードを考える
- 集客記事と収益記事を設計する
- タイトルと見出しを先に作る
- 読者が判断できる記事を書いて公開する
- 数字を確認して改善する
この中でも特に覚えておきたいのが、
商品 → キーワード → タイトル・構成 → 本文・公開 → 分析・改善
という順番です。
ブログを始めると、どうしても、
「今日は何の記事を書こう?」
と考えてしまいます。
でも、アフィリエイトで収益化したいのであれば、その前に、
「誰の悩みを解決して、その先にどんな商品やサービスがあるのか」
を考える。
ここがブログ全体の土台になります。
そして、最初から完璧なブログを作る必要もありません。
私自身、このブログもまだ始めたばかりです。
これまで運営してきたブログやnoteなどで得た経験を活かしながら、このブログでも実際に試し、数字を見て、うまくいったことも失敗したことも記録していきたいと思っています。
だからこそ、この記事も「これが唯一の正解です」と断言するものではありません。
まず小さく始める。
記事を公開する。
反応を見る。
改善する。
その繰り返しです。
これからブログを始めようとしている方と一緒に、私自身もこのブログを育てていければと思います。



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