ClaudeとChatGPT(Codex)はどちらを選ぶ?|併用して分かった月33,000円の使い分け

ClaudeとChatGPTの2つのAIを、文章・画像生成・実装・相互監査で使い分ける様子を表したアイキャッチ AIを知る

「AIを使い始めたいけれど、ChatGPTとClaudeのどちらを選べばいいの?」

私自身も迷いました。実際に両方へ課金し、記事制作、調査、画像生成、ツールづくり、管理文書の確認に使った結果、いまは両方を使うという結論に落ち着いています。

ただし、誰にでも2つの契約を勧めるわけではありません。私の場合は月額の合計が33,000円です。用途が相談や調べものだけなら、まず片方を使い込むほうが現実的です。

この記事では、2026年8月3日時点の公式情報と、私自身の使い方を分けながら、次の疑問に答えます。

  • 知能はどちらが上なのか
  • 文章、画像生成、実装では何が違うのか
  • 月33,000円をどう配分しているのか
  • どちらか一方なら何を選ぶのか
  • なぜ両方を使った「相互監査」が役に立つのか

先に結論:私の答えは「両方」、配分は10対1

現在の使い方は次のとおりです。

サービス私の使い方月額
ChatGPT(Codexを含む)主力。実装、ツール化、調査、画像生成、公開作業30,000円
Claude記事の執筆、Codexの成果物の監査3,000円
合計33,000円

この配分にした理由は3つあります。

  1. 実際の作業では、どちらにも高い知能があると感じる
  2. 画像生成やブラウザ・ファイルを扱う作業まで含めると、私の用途ではChatGPTとCodexの担当範囲が広い
  3. Claudeを残すと、文章制作だけでなく、Codexが見落とした問題を別の視点で監査できる

どちらか一方しか選べないなら、私はChatGPT(Codexを含む)を選びます。ただし、文章が中心で画像生成や実装をほとんどしない人なら、Claudeから始める選択も十分にあります。

比較の前提:製品、モデル、契約を混ぜない

ChatGPTとClaudeの比較は、何を比べているかを分けないと混乱します。

  • ChatGPTやClaudeの月額プラン
  • CodexやClaude Codeといった作業用の製品
  • GPT-5.6 SolやClaude Fable 5などのモデル
  • 開発者向けAPIの従量料金

これらは別のものです。たとえば、APIの1トークンあたりの料金が高いからといって、月額プランの利用枠が同じ割合で早く減るとは限りません。

この記事では、私が実際に払っている月額と、比較の参考にする公式のプラン料金・API料金を分けて扱います。

知能はどちらが上か:私には一方的な優劣を付けられない

公式の位置づけでも、得意な仕事が少し違う

OpenAIはGPT-5.6 Solを、複雑な推論・コーディング・コンピューター操作・調査向けの最上位モデルとして案内しています。

AnthropicはClaude Fable 5を、長期間にわたる複雑な知識労働やコーディング向けの最上位モデルとしています。

どちらも自社評価や提携先の評価を公開していますが、実行環境、推論量、試行回数、ツールの有無で結果は変わります。Anthropic自身も、エージェント型コーディング評価では実行環境の違いがモデル間の差より大きくなる場合があると説明しています。

そのため、ベンチマークの点数だけで「常にこちらが上」とは決めません。

私の所感は「どちらも十分に賢い」

日常的に両方を使っていて、「こちらは明らかに頭が悪い」と感じる場面はほとんどありません。

むしろ差が出るのは、知能の序列よりも、文章の癖、画像生成の有無、作業画面やファイルを扱える範囲、契約している利用枠です。

私にとっては「どちらが一番賢いか」より、どの工程を任せると最後まで進みやすいかのほうが重要でした。

強みと弱み:実際に使って感じている違い

文章の自然さはClaudeのほうが上だと感じる

これは私の所感ですが、記事を書かせたときはClaudeの文章が自然だと感じます。

  • 言い回しが機械的になりにくい
  • 同じ意味の言い換えを繰り返しにくい
  • 曖昧な指示でも、求めている方向を汲み取ることがある

もちろん、指示の出し方や文章の好みとの相性もあります。「誰にとってもClaudeが上」という意味ではありません。

写真やイラストの生成はChatGPT側に任せている

Anthropicの公式ヘルプによると、Claudeは写真やイラストを生成する機能を持っていません。画像の読み取りや、HTML・SVGによる図、グラフ、対話型ビジュアルの作成はできますが、画像生成AIと同じ写真・イラスト生成ではありません。

一方、ChatGPTとCodexでは画像生成・編集機能を使えます。私はブログのアイキャッチもこの機能で作っています。

画像制作まで一つの契約内で進めたい人にとって、これは大きな違いです。

実装・ツール化・公開作業はCodexを主力にしている

私はプログラミングをほとんど知りません。それでも、日本語で目的を伝え、エラーや画面を確認しながら、動くツールを作れるようになりました。

ローカルファイルの整理、コード修正、ブラウザ上の確認、公開前検査まで工程が長くなる作業は、Codexを主力にしています。

現時点の私の使い分けをまとめると次のようになります。

項目ChatGPT(Codexを含む)Claude
知能高い高い
文章の自然さ十分高い私はより自然だと感じる
画像の読み取り対応対応
写真・イラスト生成対応非対応
実装・ツール化主力補助
記事執筆監査・調整も担当主力
相互監査Claude原稿を確認Codex成果物を確認

料金:月額プランとAPI料金は分けて見る

私が実際に払っているのは月33,000円

私の現在の支出は、ChatGPT側が月30,000円、Claude側が月3,000円です。

これは「AIを使うには必ず33,000円必要」という意味ではありません。私が長時間の実装や公開作業まで任せるために選んでいる配分です。

個人向け月額プランには複数の段階がある

2026年8月3日時点の公式案内では、主な個人向けプランは次のとおりです。

サービスプラン月額
ClaudePro$20
ClaudeMax 5x$100
ClaudeMax 20x$200
ChatGPT/CodexPlus$20
ChatGPT/CodexPro 5x$100
ChatGPT/CodexPro 20x$200

出典はClaudeの個人向けプラン案内ChatGPT/Codexの料金案内です。為替、税、地域別価格、年払いの有無で実際の請求額は変わります。

APIではFable 5とSolの単価に差がある

開発者向けAPIの標準料金を、100万トークンあたりで比べると次のようになります。

モデル入力出力
Claude Fable 5$10$50
GPT-5.6 Sol(短いコンテキスト)$5$30
Claude Sonnet 5(2026年8月31日までの導入価格)$2$10

OpenAIのAPI料金では、GPT-5.6 Solは長いコンテキストや高速処理を選ぶと別料金です。Claude Sonnet 5も、導入価格の終了後は入力$3・出力$15へ移る予定です。

またSonnet 5は新しいトークナイザーを使い、同じ入力でも従来モデルの約1.0〜1.35倍のトークンになる場合があるとAnthropicが説明しています。これはClaude旧モデルとの比較であり、OpenAIとの直接比較ではありません。

API単価は参考になりますが、月額プランの利用枠とは別制度です。

利用枠は両社とも「作業内容」で変わる

ClaudeのPro・Maxでは、ClaudeとClaude Codeが同じ利用枠を共有します。上限に達した後、追加のusage creditsやAPI従量課金へ進むかは別の選択です。

ChatGPTとCodexも、モデル、文脈量、推論、ツール利用、ローカルかクラウドかによって消費が変わり、5時間単位の枠と追加の週次制限が適用される場合があります

つまり、両社の「1回」を単純に同じものとして比較できません。私の体感では現在の配分が合っていますが、全員に同じ比率が当てはまるとは考えていません。

なお、Claude Fable 5は2026年7月7日以降、対象月額プランでもusage credits経由での利用となっています。私は日常の執筆・監査で、最上位モデルを常時使うことを前提にしていません。

どちらか一方なら、私はChatGPT(Codex)を選ぶ

理由は「できる工程の広さ」

私が一方だけを選ぶなら、ChatGPT(Codexを含む)です。

  • 文章・調査だけでなく、画像生成まで同じ環境で進められる
  • ファイル、コード、ブラウザを扱う長い作業へつなげやすい
  • ブログ、SNS、ツール制作という現在の用途を一つで広くカバーできる

これは総合知能の勝敗ではなく、私の作業範囲との相性です。

Claudeから始めるほうが合う人もいる

次に当てはまるなら、Claudeから始める選択もあります。

  • AIを使うのは週に数回
  • 記事、メール、要約など文章作成が中心
  • 写真やイラストの生成は必要ない
  • 実装やブラウザ操作まで任せる予定がない

まず月額$20前後のプランを試し、足りない工程が見えた段階で追加するほうが無理がありません。

それでも両方を使う最大の理由は「相互監査」

私がClaudeを残している最大の理由は、文章の自然さだけではありません。

一方が作った成果物を、もう一方に監査させられるからです。

実際に、片方だけでは見落とした問題が見つかった

これまでに次のようなことがありました。

  • 自分たちで「保存しない」と決めた種類の情報が、管理文書へ混ざっていた
  • 片方の進捗記録が古いままで、古い前提から作業を始めかけた
  • 本人が話していない理由や感情が、自然な文章として補われていた
  • 記事見出しの手入力番号が、WordPressテーマの自動目次番号と重複する危険を別のAIが指摘した

書いたAIは、その文脈を持っているため、自分の抜けに気づきにくいことがあります。別の文脈を持つAIへ読ませると、違う角度の指摘が出ます。

今回の記事もClaudeが原稿を作り、Codexが公式情報、表現、WordPressでの表示条件を確認して公開しています。

相互監査は「指摘をそのまま採用すること」ではない

私が行っている手順は単純です。

  1. 一方のAIに記事、コード、管理文書などを作らせる
  2. もう一方へ「問題点と改善案を監査して」と依頼する
  3. 指摘を元の正本や一次情報と照合する
  4. 採用、一部採用、保留、不採用を人が判断する
  5. 修正後の成果物をもう一度確認する

注意点もあります。

  • AIの指摘も間違う
  • 監査分の利用量と時間が増える
  • 2つのAIが同じ誤りをする場合もある
  • 最終判断の責任は人に残る

今回も、Claudeの「第5記事に手入力番号が残っている」という指摘は、Claude側の旧原稿に対しては正しかった一方、AITryLab側の現行原稿ではすでに解消していました。そこで第5記事を重複修正せず、今後の公開前ルールだけへ反映しました。

相互監査の価値は、指摘を無条件に信じることではなく、確認すべき場所を増やせることにあります。

現在の役割分担:Codexが実行、Claudeが執筆と監査

現在は次の分担に落ち着いています。

担当主な役割
Codex開発、実装、ツール化、ファイル整備、調査、画像生成、公開作業
Claude記事原稿の作成、Codex成果物の監査
公開範囲、費用、体験、採否、最終判断

常時すべてを同期するのではなく、次の節目でクロスチェックします。

  • 大きな方針を決めたとき
  • 重要な成果物が仕上がったとき
  • 公開や外部変更を行う前後
  • トラブルが起きたとき
  • 両者の判断が食い違ったとき

やりすぎればコストも確認作業も増えます。節目だけに絞るのが、現在の私にはちょうどよい使い方です。

両方使うのが向く人、一方で十分な人

両方使うのが向く人

  • AIをほぼ毎日使う
  • ブログ、開発、副業など、公開する成果物を作る
  • 間違いを見逃したときの影響が大きい
  • 役割分担と相互監査に追加費用を払う価値がある

一方で十分な人

  • 使うのは週に数回
  • 調べもの、相談、文章の下書きが中心
  • 成果物を外部公開しない
  • まず低い費用で試したい

AIを始めたばかりなら、無理に両方契約する必要はありません。私も最初からこの金額を払っていたわけではありません。まず一つを使い込み、足りない工程が具体的に見えてから増やすので十分です。

まとめ:最初の一つは用途で選び、本気の成果物は別の目で確認する

  • 知能の単純な勝敗より、任せたい工程との相性を見る
  • 私は文章の自然さでClaude、実装・画像生成・公開作業でChatGPTとCodexを使う
  • 月33,000円は私の現在の配分であり、必要最低額ではない
  • 月額プランの利用枠とAPI単価は別制度として比較する
  • 一方だけなら、私は担当範囲の広さからChatGPT(Codex)を選ぶ
  • 両方使う最大の価値は、一方の成果物をもう一方が監査できること
  • AIの指摘も誤るため、一次情報と現行正本を照合し、人が最終判断する

料金、モデル、利用枠は変化します。この記事は2026年8月3日時点の確認と私の利用状況に基づいています。契約前には各社の公式ページで現在の条件を確認してください。

関連記事:

コメント

タイトルとURLをコピーしました