「さっきまで減っていたCodexの使用量が、また100%に戻っている」
2026年8月後半、私の利用画面ではそんな変化が何度も起きました。しかも同じ時期に、2,000万アクティブユーザー突破、使用量が想定より早く減る問題、Plusプランの5時間制限復活が相次いで発表されています。
個別の投稿だけを追うと、無料リセットが増えたのか、制限が厳しくなったのか、問題は直ったのかが分かりにくくなります。
この記事では、2026年8月21日から26日までに公表された内容を時系列で整理します。私のProプランで見えた画面上の変化と、OpenAI側が公表した全体の仕様は分けて説明します。

結論|増えた利用者への祝福と、不具合修正、制限の再設計が同時に起きた

この1週間を一言でまとめると、Codexの急成長に運用側の調整が追いつくまでの過程が、利用者の画面へそのまま表れた1週間でした。
起きたことは、大きく3つです。
- Codexが2,000万アクティブユーザーを突破し、有料ユーザーへストック型リセットが配られた
- 一部ユーザーで使用量が早く減る現象が報告され、OpenAI側も複数の非効率を特定して修正した
- Plusでは5時間の利用枠が復活し、週次枠と合わせて管理される形へ戻った
大切なのは、これらをすべて「利用上限が減らされた」という1つの話にしないことです。記念配布、利用量計算の問題、プラン別の制限変更は別の出来事です。
また、リセットで100%へ戻ったことと、根本的に利用量が増えたことも同じではありません。使える量を判断するときは、リセット直後の表示ではなく、現在のプラン、5時間枠、週次枠、使ったモデルと作業内容を合わせて見る必要があります。
8月21日|Codexが2,000万アクティブユーザーを突破

2026年8月21日、OpenAIのTibo Sottiaux氏は、Codexがその週に2,000万アクティブユーザーへ到達したと発表しました。
記念として、有料のCodex/ChatGPT Workユーザーへ「BANKED reset」が配られました。これは受け取った瞬間に使用量が自動で戻るものではなく、利用者が必要なタイミングで使えるストック型のリセットです。
OpenAIの現行ヘルプでは、完全なストック型リセットを使うと、5時間枠と週次枠の両方がリセットされます。ただし、予定されている週次リセット日は変わらないと案内されています。
この仕様は短期間でも更新される可能性があります。使う前には、プロフィールメニューの利用状況画面で、対象となる枠、有効期限、使用後の表示を確認するのが安全です。
なお、2,000万という数字はTibo氏の公式X投稿による発表です。公開された詳細な集計定義までは確認できないため、本記事では発表内容の範囲で扱います。
8月22〜24日|「使用量が減りすぎる」は、利用者の思い込みだけではなかった

リセット配布の一方で、利用者からは「同じ作業でも使用量の減りが早い」という報告が相次ぎました。
当初の説明では、契約を非公式なAPIへ変換するsub2apiを使っている利用者が一部にいたことも挙げられました。しかし、その後の調査で、OpenAI側にもキャッシュヒット率の低下と複数の非効率が見つかっています。
8月23日の発表で示されたのは、次の3点です。
- 複数回のコンテキスト圧縮を伴う長いセッションで、画像を使う際の非効率
- Computer Historyで、特に消費の大きい上位側の利用
- 会話タイトルを生成する機能が、想定より多く使用量を消費していたこと
これは、すべての「減りが早い」という体験を同じ原因で説明できるという意味ではありません。OpenAIの公式ヘルプでも、使用量はモデル、実行場所、作業の複雑さ、コンテキスト、推論量、速度、ツールによって変わると説明されています。
それでも、利用者側の使い方だけが原因ではなく、サービス側に修正対象があったことは重要です。
8月24日、Tibo氏は修正の反映と使用量リセットの伝播を案内しました。ただし、「これですべて解決した」とは発表しておらず、今後も改善と説明を続けるとしています。
8月25〜26日|Plusで5時間制限が復活、Proは当面対象外

次に発表されたのが、Plusプランでの5時間制限の復活です。
Tibo氏は8月25日の投稿で、ChatGPT WorkとCodexのPlusアカウントへ翌日から5時間枠を戻すと説明しました。理由として、計算資源の負荷を平準化することと、利用者が週次枠を短時間で使い切ってしまう状況を減らすことを挙げています。
Plusでは、週次枠だけを見るのでは足りません。5時間枠と週次枠のどちらかに達すると、その時点で待機やクレジット追加などの選択が必要になります。
一方、同じ発表では、月額100ドルと200ドルのProプランは、今後数か月は5時間枠を無効のままにすると説明されました。これは恒久保証ではなく、発表時点の運用方針です。
私はProプランを使っているため、Plus利用者とまったく同じ画面変化を体験したわけではありません。Plusの復活条件は公式発表、Proで使用量が100%へ戻った体験は私の利用画面での観測として区別しています。
1週間の流れを時系列で整理

発表と修正を順番に並べると、状況を理解しやすくなります。
8月21日
Codexの2,000万アクティブユーザー突破と、ストック型リセットの配布が発表されました。
8月22日
一部ユーザーでキャッシュヒット率が以前より悪く、使用量が早く減る可能性があると説明されました。
8月23日
長い画像セッション、Computer History、会話タイトル生成に関する3つの非効率が公表され、修正と有料ユーザー向けの全リセットが予告されました。
8月24日
修正とリセットの反映が案内されました。私の画面でも、週次の使用量が再び100%へ戻る変化を確認しました。
8月25日〜26日
Plusへ5時間枠を戻す方針が発表されました。Proの100ドル/200ドルプランは、今後数か月は対象外と説明されています。
この順番で見ると、リセットは成長記念と不具合対応の両方で行われ、最後にプラン別の制限運用が整理されたことが分かります。
使用量が急に減ったとき、まず確認したいこと

使用量が想定より早く減ったときは、すぐに「上限がこっそり減った」と断定せず、再現に必要な情報を残します。
まず、設定の利用状況画面で次を確認します。
- 5時間枠と週次枠のどちらが減っているか
- 表示されている次回リセット時刻
- クレジット残高と、ストック型リセットの有無
- 使ったCodexクライアントとモデル
- 長い会話、画像、複数回の圧縮、Computer Historyを使ったか
Codex CLIなら、/statusでも現在の利用状況を確認できます。モデルや推論量の違いも消費へ影響するため、記事制作、画像を含む長時間作業、短い修正を同じ条件として比べないことが大切です。
問題が続く場合は、OpenAI Supportへ、問題の枠、表示されたリセット時刻、発生時刻とタイムゾーン、クライアント、モデル、個人情報を除いたスクリーンショットを伝えます。
また、今回のような無料リセットは恒久的な権利ではありません。リセット前提で締切や作業量を組むより、長い作業を区切り、必要に応じてモデルを選び、残量を途中で確認するほうが安定します。
モデルの選び方は、GPT-5.6のSol・Terra・Lunaを比較した記事でも整理しています。
まとめ|100%表示より、何が直り、どの枠が戻ったかを見る
この1週間、Codexでは2,000万アクティブユーザー突破、ストック型リセット、使用量問題の調査と修正、Plusの5時間制限復活が続きました。
私のPro利用画面で使用量が100%へ戻ったことは事実ですが、それだけで今後の利用量が保証されたわけではありません。
持ち帰りたいポイントは、次の3つです。
- 2,000万突破のリセットは、必要なときに使うストック型だった
- 使用量が早く減る問題には、OpenAI側で確認・修正された要因があった
- Plusは5時間枠と週次枠、Proは発表時点で週次枠を中心に見る
利用状況の数字が急に変わったら、5時間枠と週次枠を分け、公式発表の日時と自分の画面を照合する。 これが、変化の速いCodexを落ち着いて使うための基本です。

参考資料
- OpenAI Help Center:Using Codex with your ChatGPT plan
- Tibo氏:Codexが2,000万アクティブユーザーを突破
- Tibo氏:使用量が早く減る問題で確認された3つの要因
- Tibo氏:修正と使用量リセットの反映
- Tibo氏:Plusの5時間制限復活とProの扱い
- OpenAI Developer Community:2,000万ユーザーと使用量問題の経緯
※本記事は2026年8月26日時点の公開情報と筆者の利用画面をもとにしています。利用上限、対象プラン、リセット条件は変更される可能性があるため、最新の表示を利用状況画面で確認してください。


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